こんにちは、凡人リーマンです。
今回は「納得しないと動かないのは当たり前で全く気にする必要はない。」というテーマでお話していこうと思います。
先日こんなことを言われました。
「君は納得しないと動かないから使いにくい」と。
どうやらこの人にとって、人というのは「納得いかなくても動くもの」のようです。
さらに、「納得しないと動かない症候群」などという書籍まで出版されていますw
そんな「納得しないと動かない人=悪いやつ、社会人としてダメなやつ」みたいな風潮に切り込んでいきたいと思います。
では早速いきましょう!
・納得しないと動かない=納得さえすれば動く人
まず第一に、納得しないと動かないということは、裏を返せば納得さえすれば動くということです。
つまり、納得させることができればこれほどまでに使いやすい人はいないのに何ともったいないw
・自分はマネジメント能力のない無能と晒しているようなもの
そもそも誰かに仕事を命じる以上、命じた側は命じられた側が納得するまで説明する義務、責任があります。
その自らの義務、責任を放棄していることになりますね。
自らの説明能力のなさを棚に上げて、動かない人を悪く言う。
これって要するに自分は「納得しなくても動くできた人(or何も考えてないやばい人)しかマネジメントできない無能である」と晒しているようなもので、人の上に立つに値しません。
・納得して動いた方が成果が出る
ところで皆さん、納得して動く方か、納得できないモヤモヤした状態で動く方かどちらが成果は出ると思いますか?
答えは明白ですよねw
理由は二つ。
「余計な邪推がなくなるから」と「一度納得した以上、自分事として取り組む(請負責任が芽生える)から」です。
説明一つでしっかり動くなら、自分の説明能力を磨かない理由がないのにもったいないですねw
・そもそも納得しないで動く人の方がやばい
ではここからは、そんな人たちが求める納得しないで動く人のやばさを語っていこうと思います。
納得しないでも動くということは要点を理解することもなく、改善意識もない。
要するに思考停止しているってことです。
思考停止していると最悪の場合、ミスしていることに気付かないで突っ走るかもしれません。
ミスは大きくなるほど会社の信用問題に関わります。
そんな恐ろしいミスを早い段階で止められるとしたら、納得しないでも動く人を部下に持つ方がやばいと思いますw
・納得しなくても動く人を求める理由
では何故、納得しなくても動く人を求めるのか。
その理由は二つ。
「楽」だからなのと「快適」だからw
それぞれ順を追って説明していきます。
楽な理由は説明責任を放棄できるからに他なりません。
快適な理由は、抵抗をしてこないから威張れて権力を誇示できるので快適ですよね。
要するに自分の思い通りに動かしたいんです。
上司が入社した頃は、部下というのは上司の言うことを何でもハイハイ言って聞くものという価値観だったのかもしれません。
それで事実日本の会社は成長してきましたが、今は違います。
昔の常識が今の常識とは限りません。
ここでも価値観をアップデートできていませんね。
・気にする必要なし
ここまでで、いかに「納得しないと動かないこと」に対する争いが不毛か理解していただけたと思います。
世の中は結果の世界です。
言われた通りにやらなくても最終成果の帳尻が合えばいいんです。
気にせず自分の価値観を優先しましょう。
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