名探偵コナン ハロウィンの花嫁 レビュー

こんにちは、凡人リーマンです。

今回は、名探偵コナン ハロウィンの花嫁を徹底レビューしてきたいと思います。
こういう企画?もたまに投稿していきますw
筆者は、劇場版名探偵コナンは毎年公開初週の週末に見に行くほどのコナン好きです。
では早速いきましょう!

尚、この先重大なネタバレを含みますので、まだ本作品をご覧になっていない方は先に劇場版へ急ぐことを強くおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・作品概要

舞台は東京渋谷。
安室、風見は爆弾犯が脱獄したことを受け、行方を追っていた。
そんな安室達の前に脱獄犯が現れ、追い詰めるも、首に付けられた爆弾の爆風に巻き込まれ落下しそうになる風見。
安室は風見を助けようとする中、仮面を被った謎の人物に脱獄犯と同じ爆弾を首に付けられてしまう。
コードネーム「プラーミャ」と呼ばれる世界各国で爆薬を使った殺人を行う凄腕の殺し屋を捉える作品。
果たしてコナンはプラーミャの正体を暴き、渋谷の街、人々を救うことができるのか?

25作目は安室さんを筆頭に警察学校のメンバー、高木、佐藤両刑事が躍動する作品でした。

・良かった点

・あの安室さんがやや押される犯人の強さと動くに動けない臨場感

20作目「純黒の悪夢」のキュラソー相手にも互角かやや有利にタイマン勝負を進めた安室さんが、本作品ではタイマンだと負けていたと言っても過言じゃないくらい押されていた。
それくらい強かった犯人。
さらに、原作でも指折りの強味方キャラとして名高い安室さんが構造の分からない爆弾を首につけられたことで動くに動けない。
強キャラを封じられた中でコナンが躍動する感じが良かった。
そんな中、最後の最後で登場し、おいしいところを持って行くイケメンさw
落下していくヘリコプターの中での犯人との戦闘もしびれましたねw

・殺人事件が単純な爆死のみだからこその面白さ

今作品はトリックなるものはありませんでした。
それなのに面白かった。
というのも、劇場版はスケールが大きくても肝心のトリックがショボいことが多い…
逆に面白いトリックがパッと出てくるのが7作目の「迷宮の十字路」くらいしか浮かばない…
作品自体が面白くてもトリックがショボくて自分の中で評価を落とした作品は数知れずある。
そういう意味ではトリックも何もない単純な爆破による殺人のため面白さを落とさなかった作品といえる。
もちろん、それさえも面白くさせたのはそれ以外の場面(安室同期4人でのプラーミャとの戦闘シーンなど)でのハラハラが後押ししたからというのも大きいが。

・時代の変化

きちんと故・松田刑事の回想のシーンは揺れる警視庁のオマージュを踏んでいて、作品を壊さなかった。
その中で、揺れる警視庁放送当時(2003年)は松田刑事がガラケーを使っていたのに対し、本作品では同じシーンで使用していたのはスマホになっていたw
そういう意味で時代を感じましたねw
もちろん、人によってはあの回想シーンはガラケーにしてほしかったという人もいるでしょう。
筆者も見た瞬間はそう思いましたが、2003年当時にスマホがあったら予測変換機能の充実などからコナンのようにタイマーを止めることができ、松田刑事は殉職しなくて済んだのかな?
などの推測が膨らむ良い変化になったと見終えてから感じました。

・佐藤と松田両刑事が過ごした1週間の犯罪率w

佐藤、松田両刑事が過ごした1週間は内勤等を含めても犯罪の発生率が半端じゃなかったw
特に今作品のキーとなる1月6日は半日で3件の事件、さらにプラーミャとの戦闘。
あのコナン(工藤新一)も真っ青の事件の発生率w
(犯罪呼び寄せ人)コナンでも1日に3件は見ないでしょw

・複数のミスリード

途中、こいつ犯人確定か?と思わせる描写が度々登場する中、「そっちか!」という意外性。

・名挿入歌「君がいれば」

コナンファンで知らない人はいない挿入歌「君がいれば」が終盤クライマックスでかかった時は反則だと思いましたねw
少し涙出ました。
この挿入歌が流れたのは10作目「探偵たちの鎮魂歌」以来だったはず。
素直に嬉しい!

・悪かった点

特に無いが、敢えて厳しく採点するならやはりゲスト声優(白石○衣さん)は本作声優陣と比べると数歩劣る。
もっとも、本声優陣と比べると多少違和感があるだけで、大橋○ぞみ、DA○GO、榮倉○々などのような聞くに堪えないレベルでは全然なかったが。
及第点が60点だとすると50点くらい(上記の3人はあまりにも棒読みが酷すぎるため、はっきり言って0点w)。
(遠藤○仁選手とかも棒読みだったが、こちらはプロサッカー選手であり、普段お芝居をやっているわけではないのでこちらは個人的に目をつぶれた。)

容疑者が少なすぎることもやや難点かな…

後は個人の感想になるが、劇場版名探偵コナンの真骨頂「らああああん!」の印象が薄かったことと、小五郎の扱いがややぞんざい。(気にしないでください)

・まとめ

今作品は歴代の劇場版名探偵コナンの中でもかなり上位に入る名作でした!
劇場へ急げ!

では今回はこの辺で!

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